リポジトリをつくる

学術機関リポジトリとは

学術機関リポジトリ(Institutional Repository: IR)とは、機関構成員が執筆した研究論文等の学術成果をオープンアクセスにする一手段です。リンチは「大学がその構成員に提供する、大学やその構成員により作成されたデジタル資料を管理し発信するための一連のサービス」と定義しています。

オープンアクセス(Open Access: OA)とは、インターネットを通じて無料で公開し、世界中の人々が対価なくこれを享受できるようにすることです。
オープンアクセスの手段は、次の2つがあります。

(1)無料公開の電子ジャーナルに発表する

(2)有料の学術誌での発表に加えて、自らのウェブサイトや、大学・学術団体の運営するアクセスフリーのウェブサイトでも並行して公開(=セルフアーカイブ)する

この(2)を実現するためのインフラとして、また、学内構成員に提供するサービスとして、各大学・研究機関では、学術機関リポジトリ(IR)と呼ばれる専用ウェブサイトの整備を進めています。平成22年10月末現在、国内では150以上の大学・研究機関で利用可能です。

参考資料・サイト

リポジトリを構築するまで

運用方針

機関リポジトリをどのような目的で構築し、誰が運用するのか、何を収録するのか(何を収録しないのか)といった、機関リポジトリの運用に関わる様々な事項は、運用方針(指針、要項など)として明文化しましょう。
これは運用のブレを防ぐとともに、そのリポジトリが何を目指すのかを示す文書となります。→more

経費

機関リポジトリにかかる経費には以下のようなものがあります。→more

学内の合意

機関リポジトリ事業について、教職員の協力を得る上でも、事業の維持可能性を高める上でも、図書館など一部局の事業ではなく研究機関全体の事業として位置づけることが必要不可欠です。そのためには、役員会や理事会など研究機関の意思決定機関において説明をおこない、事業への合意を取り付けることが必要です。→more

メタデータ設計

機関リポジトリとは「大学がその構成員に提供する、大学やその構成員により作成されたデジタル資料を管理し発信するための一連のサービス」(リンチ)です。その実現のためには、期間内産出の研究成果を適切な書誌的内容と共にアーカイブし、かつアクセスされやすいように外部のサービスにデータ提供していく、ことが重要になります。そのためには、以下の2点に考慮したメタデータ設計が必要になります。

1.コンテンツの書誌的内容とコンテンツそのものをきちんと管理できるようなメタデータを記述できること。
2.データ提供先を考慮したメタデータ設計をすること。

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システムの決定

日本で使用されている機関リポジトリシステムだけでも10種類以上運用されています。ここではシステムの決定と立ち上げまでに必要なことを記述します。→more


Last-modified: 2013-10-03 (Thu) 21:15:52 (1238d)